これからという人もハマっているあなたも、正しい筋トレをチェック!

筋トレブームの再来で市場規模は4兆円に到達

男性・女性に関係なく、筋トレブームが再来しています。体幹を鍛えて姿勢を良くする、内臓脂肪を燃焼しやすくしてスレンダーなカラダをつくる、転倒しにくいカラダをつくって健康長寿をめざす~。人によって筋トレの目的はさまざまでも、老若男女、何らかの手段で筋トレに関する意識が高まっているのは確か。

レジャー白書には、「国内のスポーツ関連業界は市場全体で4兆円規模にまで到達したというデータが公表されています。とくにフィットネスクラブの市場はここ数年、前年比2%増のペースで拡大。専門家のあいだでは、今後もこの傾向はしばらくつづくという観測が定着しています。

市場の成長を牽引しているのが筋トレブーム。筋肉増強は、スタイルを良くする、転倒しにくく持久力のあるカラダをつくる以外に、骨密度を増して骨を丈夫にするという相乗効果もあり、鍛えることでのメリットが大きいのも魅力です。さらに言えば、人に自慢しやすい、自分でも効果を確認しやすいなどの利点もあります。

さて、このように筋トレ熱が高まる一方の昨今ですが、みなさんの筋トレは、正しく年齢や性別にあったトレーニング法にマッチしているのでしょうか。このサイトでは“あなたの筋トレは正しいか無理をしていないか”をテーマに、陥りやすい過剰なトレーニングについてのチェックをしていきたいと思います。

筋トレブーム到来!

ストレッチ~食習慣を変革しながら筋肉も獲得

筋トレにおける最大の過ちは、筋肉をつけることが目的になってしまうこと。筋肉隆々のカラダは美しく魅力的ですが、それだけに終始してしまうと筋トレの意義や意味を見失ってしまいます。また筋肉をつけたい部位にばかり目が行って、アンバランスなプロポーションになってしまいます。

せっかくの筋トレですから、とくに初心者の方は筋トレの前段階に当たるカラダづくり全体のことを考えて、トータルな身体改造を行なうことをおすすめします。もっと言えば生活習慣・食習慣にまで目線を落として、抜本的なカラダ改革を行ないつつ同時に筋肉もつける、そんな一石二鳥のプランを敢行しましょう。

理想的な筋肉をつけていくための5つの原則

ストレッチ

いきなりの筋トレで「筋断裂」や「筋・筋膜性腰痛症」を発症する例も。開始する前に、柔軟なカラダをつくっておくことが大事。

基礎体力・持久力

運動機能を高めることにも気をつかって、たとえば一駅歩きなどを習慣化しながら筋トレを行なうと脂肪燃焼効率が高まり効率的。

呼吸法

正しい呼吸法をマスターしておかないと、筋肉をつけてもカラダの持久力はアップしない。肺機能と筋力アップで相乗効果を狙う。

生活習慣の改善

質の良い睡眠が人間のカラダやメンタルのすべてを支配する。生活時間帯を見直し、効率の良い筋肉増強時間とプログラムを。

食習慣の改善

筋肉はカラダに取り込まれた栄養素によって出来が違ってくる。高タンパク低カロリーを基本にカラダの素地をつくりかえる。