これからという人もハマっているあなたも、正しい筋トレをチェック!

筋トレの第一歩は、室内でできる「気ままスクワット」

生活習慣病とは、たとえば肉食中心で野菜を摂らない偏った食生活や暴飲暴食、アルコールの多量な摂取、喫煙、運動不足、ストレスなどが原因で起ります。生活習慣病で恐ろしいのは肝臓を酷使することで起る肝硬変や糖尿病。それらによって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞、失明などの病気。

カラダの機能の一部が低下すると他の臓器にもマイナスの影響が及ぶので、結局のところは何かが引き金になって複数の病気を引き起こすことになります。筋トレや筋肉状況は、これら生活習慣病の改善にも効果があるとされることから、多くの人がトライするようになりました。

米国ハーバード大学の研究チームによるレポートには、「週150分の筋トレによって糖尿病の発症リスクが3割以上も低下する」という記述があり、日本国内の糖尿病学会でも、糖尿病をはじめとする生活習慣病と運動(筋トレ関連)の研究発表が盛んに行なわれるようになりました。

ハーバード大学が言う「週に150分の筋トレ」を日数に直すと1日あたり約20分程度の筋トレであり、これを習慣化することはそれほどむずかしいことではありません。しかも筋肉増強は、鉄アレーやダンベルがなくても、屋外に出かけていかなくても、家の中で気軽に始められるというのが魅力です。

ふくらはぎを意識して万病回避。第2の心臓を鍛えよう

ウォーキングやランニングが苦手で長続きしないという方は、ダンベルなどの用具をもたない素の状態で、軽くスクワットをし、それを1回について10回程度、気がついたときに気分転換にという程度でも結構です。慣れてきたらつま先立ちを加えて、“ふくらはぎの筋肉を意識する動作”を加えてください。

運動嫌いでも気ままスクワットで万病を回避

  • 簡単なスクワットだけでも、筋肉の収縮運動によって血流が良くなり、ぶどう糖吸収を促進。血糖値が下がります。
  • 単にエネルギーの消費量を上げるだけではなく、肝臓や腎臓の負荷を減らし働きを良くします。肝不全・腎不全の予防にも効果的です。
  • スクワットでふくらはぎを意識するのは、“ふくらはぎは第2の心臓”と言われているから。心臓から足元へ下がってきた血流を心臓に押し戻す役割があります。
  • ふくらはぎの筋力が高まれば、血行が良くなるので、女性にありがちな冷え性や肩こり、偏頭痛などが改善される効果も期待できます。

あらゆる病気からのリスクを取り払う根本は、“血流を良くすること”にあります。そしてその第一歩となるのが、室内でもできる1セット10程度のスクワットです。筋トレだからといって継続時間やプログラムの中身を気にする必要はありません。できることからスタートして効果を実感することが大事です。

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