これからという人もハマっているあなたも、正しい筋トレをチェック!

質の良い筋肉と無理のある危ない筋肉

筋トレブームが加熱していく中で、最近では「筋肉の質、いい筋肉と悪い筋肉」など、筋肉のあり方について言及するようなサイトが増えてきました。筋肉に質の良し悪しがあるのかどうかは医学的に不明ですが、スポーツ選手のトレーナーなどは「筋肉をほぐす」といった言い方を良くします。

筋肉は、そのままの状態で骨に付いているわけではなく、筋肉の両端は「腱」という組織でつながっています。筋肉をやみくもに付けていくと、骨に対するサポート力は高まっても、硬いままなので腱(アキレス腱など)に余分な負荷がかかります。柔らかければ腱への負荷が少ないのでその心配は低下します。

筋肉をほぐすには、スポーツ選手がそうするように、プロの整体師によるマッサージが必要です。腱に柔軟性を与えるには、日頃のストレッチが不可欠になります。スポーツ選手のように激しい動きをしなければ腱を傷めることはめったにありませんが、硬い筋肉は肉離れ・筋断裂を良く発症します。

質の良い柔らかい筋肉をつくるポイント

  • 筋トレをスタートする前に、自分のいま現在の筋肉の状態をトレーナー(整体師)にチェックしてもらいましょう。
  • 整体師に筋肉をほぐしてもらいます。同時に腱を伸ばしてもらえるので、その状態であれば筋トレに励んでも大丈夫です。
  • 毎日トレーニングしている人、週に3回以上、スポーツジムなどで高い負荷の筋トレを行なっている人は半年に1回は整体師のメンテナンスを受けましょう。
  • 筋肉や腱や骨の状態は、食物摂取の栄養素のあり方で大きく変わります。低脂肪・高タンパク、水分を摂取しやすい緑黄色野菜のスープがおすすめです。

プロテインやグリーンスムージーはおすすめの栄養摂取法ではありますが、スムージーに使うフルーツには糖分が多量に含まれています。過剰な糖分摂取にならないよう、フルーツを厳選しましょう。

正しい呼吸法で持久力・心肺機能を向上

質の良い筋肉を増強していくと基礎体力や持久力は確実にアップしますが、それだけでは十分でありません。持久力をいっそう強固なものにするには、肺の機能を高めることです。肺と心臓はセットなので、肺機能が改善されてアップすれば心臓機能も向上します。

肺機能をアップさせるポイントは、正しい呼吸法を身に付けることです。登山家の人たちをイメージするとわかりますが、高低差のある山を長時間歩き通す彼らは、同じ呼吸法をつづけ、歩きのスピードを一定に保っています。呼吸法が正しいと持久力が高まります。

心肺機能をアップさせる呼吸法

  • 口をすぼめてゆっくり細く息を吐き出します。お腹が完全にへっこむまで吐き出します。前方にローソクの炎をイメージして、炎を揺らす感じです。
  • 吐き終わったら、鼻から空気を取り入れます。お腹はパンパンに張る感じです。これをポイントに“吐いて吸う、吐いて吸う”を繰り返します。
  • 最初のうちは歩きながらではなく、室内で起立したまま行ないましょう。呼吸の仕方の基本に慣れたら、町歩きで試してみます。
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